まるで小さな美術館。洗練されたライフスタイルショップ
多くの人が行き交うJR東京駅内、「グランスタ東京」にOPENしたIDÉE TOKYO(イデートウキョウ)。
ライフスタイルショップ、IDÉE(イデーの)新コンセプトショップです。
駅ナカにあるので、お出かけの待ち時間や、帰り道にもフラリと立ち寄ることができます。
そして、驚くべきは駅ナカとは思えない洗練された空間。
生活雑貨・家具・服・食器・フード…。衣食住にまつわる、素敵なモノたちが並んでいます。
店内には、ギャラリーも併設。撮影にうかがった時には、陶芸家黒田泰蔵さんの「不完全な完全展」が行われていました。入場は無料です。
現在は、97歳で現役として活動されている柚木沙弥郎さんの個展、 “FOLKARTIST”が行われています。(2020年10月15日まで)
店内には、プロダクトデザイナーの深沢直人さんとの審美眼で選ばれた、素敵なモノたちが並びます。ここでしか出会えない商品もたくさん。
作り手から丁寧に、心を込めて生み出されたモノたち。
ディスプレイされている一つひとつが、選び抜かれてお店に並んでいるのだと伝わってきます。
思わず、きちんとモノに向き合い、お気に入りをじっくり選びたいという気分になります。
慌ただしく人が行き交う駅の中にいるということを、すっかり忘れてしまう時間でした。
(ゆっくりしすぎて電車に乗り遅れないようにご注意を。)
素敵なモノたちに触れたせいか、帰るときには、視界も思考も少しクリアになったような…。
美しい商品を引き立てる、シンプルなハンガー
今回お手伝いさせていただいたハンガーは、黒ベースでシンプルな仕上がり。
塗装は、木目の風合いを生かしつつシックな印象の「黒染めマット仕上げ」に。
木目をうっすら残すことによって、重くなりすぎません。
金属パーツは、ホワイトニッケル。マットなシルバーが、店内の什器になじみます。
ロゴは、「塗装前レーザー」にすることによって、さりげなく。洗練された雰囲気に。
形状は厚み20㎜程度の薄型。
ラックにぎゅうぎゅうに服を掛けず、余裕を持って陳列することで
すっきり洗練された雰囲気が際立っていました。
シンプルでありながら、こだわりの詰まったお洋服が掛かると、より一層調和しています。
ストールの魅力を引き出すディスプレイ
ハンガー屋目線で、特に素敵だなと思ったディスプレイ方法が、ストールの掛け方。
ストール用ハンガーやマフラー用ハンガーは、リングタイプを使うのが一般的で多いです。
おそらく皆さんも店頭で見る機会が多いと思います。O型やC型のハンガーに、クルっとストールを巻き付けて使うタイプです。
(もちろんこのタイプもとても使いやすいのですが…)
今回作ったのはフラットなバーに、ストールを掛ける仕様。
クリップのついていないボトムハンガーのようなイメージです。
フラットな面で生地を見せることができるので、ストールの模様や色使いがとにかく見やすい。
そして、立体感を抑えながら陳列できるため、場所を取らずにスッキリとディスプレイすることができます。
ずらっと並べても、このスッキリ感!
まったくごちゃごちゃしていません。
ここでしか出会えない、素敵なモノたちに刺激をもらいに。
自分の目で見て、直観的に「あ、これ好き!」と思える瞬間は、リアル店舗の醍醐味だと思っています。
そんな大切にしたい出会いの瞬間をくれる、IDÉE TOKYO。
確かな審美眼を持ってモノを選んできたプロの皆さんの、モノに対する自信と愛情が伝わるお店でした。
安全対策を万全にお店に足を運んでみてはいかがでしょうか?
ハンガーに関するお問合せはこちらから
担当: 日本コパック(株)安齋、抱井
※ホームぺージの「問い合わせフォーム」からもお問合せ可能です。
もっと他のハンガーを見てみたい方はこちらから。
ハンガーを紹介するSNSも更新中!