2030年の社会課題を先取りする「SDGs」とは

SDGs(エスディージーズ)とは「Sustainable Development Goals」の頭文字を取った略称であり、「持続可能な開発目標」と訳されます。2015年9月の国連サミットで「MDGs(ミレニアム開発目標)」の後継として採択された、2016年から2030年までの国際社会共通の目標のことです。SDGsでは格差問題や気候変動への対策等、先進国も一丸となって取り組むべき目標が挙げられています。「地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)」、持続可能で多様性と包摂性のある社会を実現させるための指針なのだ。具体的には、持続可能な世界を実現するための「17の目標」と、それに対する具体的な「169のターゲット」から構成されています。近年、海洋資源や水資源の問題が注目を集めているが、これらの解決にも繋がるのがSDGsです。

 

SDGsの背景

SDGsは、今日の世界が直面する喫緊のいくつかの課題に取り組むための力強い誓約です。17の目標はすべて、1つの目標の達成が他の目標の達成へと影響するという点で、相互接続性を備えています。気候変動の脅威への取り組みは、私たちの脆弱な天然資源をいかに管理するかに影響します。つまり、私たちが将来の世代のために暮らしを改善する最大のチャンスが訪れているのです。SDGsと時を同じくして、2015年にはCOP21パリ気候会議で、もうひとつの歴史的な合意「パリ協定」が成立しました。2015年3月の第3回国連防災世界会議に日本で署名された「仙台防災枠組」とともに、これらの合意は、炭素排出量を削減し、気候変動と自然災害のリスクを管理し、危機後に復旧を越える発展を遂げるため、一連の共通の基準と達成可能なターゲットを定めています。SDGsは、人類全員に影響する問題を対象としているという点で、比類ないものと言えます。

 

今考えなければ時代遅れになってしまう

SDGsは企業の取り組みとして、自社の理念と持続可能性を融合し、SDGsを企業活動の根本に据えることで企業価値を高めることが出来ます。その為、地球全体の持続可能性に通じる取り組みとしてこれからの企業活動に大きく関わる問題なのです。海外アパレルブランドではすでにSDGに取り組んでおり、海外のSDGsに対する認知度は(2018.4/4電通調査発表)51.6%。同様、国内のSDGsに対する認知度は14.8%と低い結果となっています。数字からわかる通り、日本は世界と比べるとSDGsに対する考えが遅れているのが現状です。しかし、日本企業の認知度は年々拡大しており、企業価値向上の狙いからSDGsの達成に取り組む企業は増加しています。世界で環境に対する考えが変わっている今、SDGsの取り組みを考えなくてはならない時代に突入しています。現在国内のSDGsに対する認知度は14.8%。グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)と地球環境戦略研究機関(IGES)とが2018.10/14日発表したSDGs日本企業調査レポート2017年度版によれば経営陣の認知度は昨年の28%から36%に上がっているのですが、中間管理職の認識は9%と低く、SDGs推進の課題となっています。この状況を打破するため、人気芸能人とのコラボPR動画を配信したり大手芸能事務所と連携し、イベントを行ったりとSDGs国内普及の為に日本は動き出しています。

 

サスティナブルな店舗運営を実現するプロジェクト「eCOPACK」

 

 

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これからどんどんコンテンツを充実させ、サスティナブル・エコと言えば、 eCOPACK と言われるようなプロジェクトにしていきます。

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COPACKと接点のあるSDGs目標

 

・12 つくる責任 つかう責任・・・廃棄物、天然資源枯渇を緩和する。

→持続可能な消費と生産のパターンを確保する。

・14 海の豊かさを守ろう・・・海洋汚染などを緩和する。

→海洋と海洋保全を保持し、持続可能な形で利用する。

・15 陸の豊かさを守ろう・・・森林破壊、砂漠化を防ぐ。

→陸上生態系の保護、森林の管理、砂漠化・土地劣化の阻止、生物多様性の保護。

 

海洋プラスチック問題の取り組みについてはコチラをご覧ください。

https://www.copack.co.jp/column/2240

 

 

 

引用:http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54555?page=2
https://ecoracy.com/215.html
http://www.jp.undp.org/content/tokyo/ja/home/sdg/post-2015-development-agenda/Sdgbackground.html