ハンガーを選ぶ時のサイズに関するポイントをまとめてみました。
そもそもハンガーには、洋服を型くずれしない様に、綺麗に収納するという重要な役割があります。その役割を果たすためには、適切なサイズのものを使う必要があります。
ここで1番重要になるのがハンガーの肩幅と肩先部の厚みです。ハンガー業界では基本的に肩幅をW、肩厚をTと表現します。今回はこの肩幅(W)、肩厚(T)について、サイズ選びのポイントを解説します。

 

肩幅(W)

洋服の両肩の縫目同士を一直線に測ったサイズよりマイナス2〜3cmが理想と言われます。

一般的なハンガーサイズでは、
メンズ 42〜44cm
レディス 36〜38cm
が多いです。

厳密には、ジャケット⇨シャツ⇨インナーで1cm程度づつ小さいのが理想ですが、現実はそこまでこだわることは少ない為、1番影響の大きいジャケットに合わせるのが通常です。

両肩先の厚み(T) 

ジャケット5〜7cm シャツ3〜4cm インナー1〜2cmが最適です。

一般的なハンガーサイズでは、
ジャケット 3〜5cm
シャツ 1〜3cm
インナー 1〜2cm
が多く選ばれます。

少し小さめを選ぶ?

ショップで使うときは、数種類のサイズの洋服をかけることが想定されます。例えば同じメンズジャケットにもS/M/Lのようなサイズ違いがあるのは当然です。しかし、サイズごとに別のハンガーを用意することは現実的ではありません。そのため一般的に、洋服の取り扱いサイズの中で少し小さめのハンガーを使います。なぜかというと大きすぎるハンガーを使うと伸びシワができてしまうからです。
もちろん小さすぎるハンガーでも型崩れを招く恐れがあり、また見栄えにも影響しますので注意が必要です。

 

 

迷ったら定番のサイズが安心!

上記写真のCSシリーズはコパックで定番としている型です。一般的なアパレルショップで最も使いやすいサイズ感で作っています。もしハンガーのサイズ選びに迷ったらこちらのサイズ感が安心かと思います。

最後に

COPACKは洋服が好きで洋服を大切にしたいという皆様の手助けになる様、より良いハンガー作りを目指しています。

1951年創業のハンガー専門店。 ハンガーを通じて、物を大切にする生活を提案しています。

 

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